インビザライン(Invisalign)とは

米国アライン・テクノロジー社が開発したマウスピースによる歯列矯正治療システムです。
欧米を含む世界各国で1000万人を超える患者さんの歯列矯正治療に使用されています。日本においても採用する歯科医院が増え続けております。歯並び・噛み合わせを治療するため個別の患者さんそれぞれにカスタムメイドで製造される矯正装置(マウスピース型)です。

最新の3Dシュミレーションソフト

インビザラインの治療プロセスや治療のゴールは、多くの治療実績に基づいて事前にシュミレーションできます。患者さんはご自身の治療プロセスや結果をイメージしながら、安心して治療を受けることができます。

治療期間の目安

個人差はありますが、1年から3年程度の方が多いです。詳しい期間は治療計画時にご説明します。

インビザラインのメリット

1)矯正装置が目立たない

ブラケットを歯に取り付けるワイヤー矯正は、ブラケットやワイヤーが多少目立ちますが、インビザラインはクリアなマウスピースの矯正ですので、ほとんど見えません。お仕事で人と接する機会が多い方でも、周りの人に気づかれずに歯並びをきれいに矯正する事ができます。

2)簡単に取り外しができる

インビザラインは、食事の時や歯磨きの際は取り外します。歯磨きもしやすく、口腔内を清潔に保つことができます。

3)痛みや違和感が少ない

インビザラインは10~14日間で次のステップのマウスピースに取り替えることで、徐々に歯並びを整えていきます。ワイヤーブラケット矯正と比べ口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配がありません。痛みを感じにくいのも特徴です。マウスピースはわずか0.5mmほどの薄さなので、装着時の違和感もほとんどありません。

4)通院が少なくて済む

ワイヤー矯正では歯の移動に合わせて調整のため、2~4週間おきの通院が必要です。インビザラインは、通院は4~6週間ごとなので、ご多忙な方でも治療が可能です。

インビザラインのデメリット

1)1日20時間程度は装着が必要

インビザラインはワイヤーブラケット矯正のかわりですので、1日20時間と長い時間装着することが必要です。

2)歯の移動量が大きい場合は組み合わせが必要

歯を移動させる距離が長いと、インビザラインだけでは対応できない時があります。その場合はワイヤー・ブラケット矯正やインプラント矯正との併用が必要です。

3)骨格の調整が必要な場合は適用できない

上あご、下あごのの骨格そのものに調整が必要な場合(顎変形症)では、インビザラインは治療困難です。

インビザラインによる治療の流れ

1)相談とコンサルテーション

まずはカウンセリングでお口の悩み、治療のご希望、現在の生活様式(お仕事、趣味など)をお聞きします。あなたのご要望のメリット・留意点を詳しくご説明します。

2)精密検査と歯型取り

インビザラインによる治療方法、治療期間、かかる費用をご説明し、了解が得られましたらレントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯型の採取などを行います。

3)3Dモデルの作成・装置の作成

採取した歯型をアライン・テクノロジー社へ送り、3Dデータ化してもらいます。そのデータは患者さん1人1人それぞれの状況についてネット回線を通じてパソコン上に3D動画で再現されます。歯科医師がチェック・承認すると、治療完了までのマウスピース装置が海外の工場で一括製造され、歯科医院に送られてきます。

4)治療開始

マウスピースがクリニックに届いたら治療開始です。装置の管理方法や装着時間、使用上の注意をご説明いたします。通常は2週間ごとに患者様で新しいマウスピースに交換していただきます。 治療を開始した後は、4~6週間ごとに通院をしていただき、計画通りに歯が移動しているか確認します。

5)治療終了後

マウスピース矯正による治療が終了しましたら、その位置から後戻りしないようリテーナーを装着します。まず3ヵ月間はリテーナーを1日中装着する必要があり、その後は就寝時のみの装着で済むようになります。